眠りについた時 怖くなってさ 何度も大人になろうとして そのまま倒れ込んだ夜の隙間 忘れたままの黒い珈琲 なぁ友人よ 何時しか夢見た事 忘れた訳じゃないけど今は 落ち着いた 逡巡の先でまた 言葉 紡いでんだよ 空腹で 綺麗な夜の彩度を落として今 絡まった心臓が解けそうだ 傷口開く前に 貴方と二人で 明日が来ればいいのに 実りのない夜風と熟れたトンネル 投げ売りにされてる神経細胞 苦しい時世だね どうだ元気かい 壊れた蛍光灯 替えないとな この青春が何時しか破片となり この身に降り注ぐなら別に それでいい ゴミ箱の中でまた寝返り打つんだよ 衰弱した 白いベンジャミンすらも永久だった 汚れちまったこの心 何処で脱ごうか 大切にしまっておいてくれ 死にたくなったら 何時でも逃げ出せるように 空腹で 綺麗な夜の彩度を落として今 絡まった心臓が解けそうだ 傷口開く前に 貴方と二人で 明日が来ればいいのに あの日貰った腕時計は もう動きはしないや 腹が減ったから 今日はもう眠りに落ちようか