寝転んで微睡むのに うってつけだった ほっぺたを撫でるその手が 温かかった お日さまの光を浴びるように 出会った かかとの黒子が不思議と美しかった それは芝生、昔の芝生 昔の芝生は柔い 寝転んで微睡むのに うってつけだった いつから伸びすぎたのかは 分からなかった 彼女は私を突き刺すように去った ズボンをはたいて あちらの方を見やった それは芝生、隣の芝生 隣の芝生は青い 芝生、隣の芝生 隣の芝生は青い 夢にも出てきそう それは芝生、隣の芝生 隣の芝生は青い 芝生、隣の芝生 隣の芝生は青い なぜなら ブラッシングがなっている 手入れがなっている