冬の輪郭が ぼんやりしてきた しじまは消えて かけよる手のひらは 頬をつたうあたたかい涙を すくってくれた 明日がくる、明日がくる 血潮をてらす かなしみにさようなら 前を向いて、前を向いて わたしは動く 昇るきぼうへ かなしみを背負って 過去の感覚が ゆらゆらしてきた こどものえがお 少しはできたかな 風をふかすあたたかい未来を よんでくれた 明日がくる、明日がくる 血潮をてらす かなしみにさようなら 前を向いて、前を向いて わたしは動く 昇るきぼうへ かなしみを背負って 声をきいて、声をきいて 二度とないよう つぐないを忘れない おそれないで、おそれないで 季節をこえて 止まることなく これからを祈って つよく、つよく、生きるのだから