悲しみの涙は、止まらない。 願えば、願うだけ叶わない。 またここにいつか来ようねと、 言っていた君は宇宙に消えた。 行かないで 君が欲しいのなら、 この世界全部をあげるよ。 僕もいつか忘れるから、 あの日の間違いもこうして。 窓の外、流れ着いた雲間 空から僕をさしていたの? 壊れたラジオみたいな授業 教科書もノートも忘れた。 このままさ 立ち止まりもう歩けぬような この狭い教室の隅で 遥か彼方、宇宙を目掛け その信号一つになりたい 咲って その原点 君と肩を組み 僕ら 今だけ こどもになった! 走った記憶 駅までの距離が近く 思わぬほど 大人になった 雲が立ち込め、見えない地表 この世界、偶像の全て。 いつか小さな穴をあけ 君の信号一つになりたい。 君が咲えるなら、 この世界全部をあげるよ。 遥か彼方、宇宙を目掛け、 その信号一つになりたい。 この心臓二つで変えたい。
