はちみつ

歌詞

今日はわざわざありがとうね 会いになんて来なくていいのに 電話一つで全部終わるのに 見つめ合えない理由だって 情を前に恋は短し 花束なんてもらっても枯れるのに あのね、言えてない本当もあってさ 頷く度に綺麗な白に 薄らいでいく 最後まで言わない 涙も見せるもんか 強がりが本当である為に 温くなっていく紅茶の中 はちみつは混ざらない 溶けきれず底に溜まる それじゃそろそろ。もう遅いし。 耳馴染んだ声がもどかしい 言葉一つで明日が変わるのに 明け方頃 急に目が覚めて 空いた缶を捨てる気持ちに それが愛だと今更言えるのに あのね、 癒えてない傷がまだあってさ。 別の香りに染められたら 消えてくれる? 最後まで泣かない 綺麗に飾るもんか 「思い出」に残さない為に 二人きりの夢の中 おしゃべりして笑い合う 違和感に起きた朝も 何度も伝えたことの 言ったつもりの回数と 聞こえなかった回数を 引いたらきっとゼロに近い数字で もどかしくなってばっかりのN 極同士の二人だ こんなにもあっけなく あっさり終わるもんか 少しだけ君が全てなのに 君が繋ぐ声の中 二人を探し出す どうして泣いてるの? 甘い甘い紅茶の中 はちみつは混ざらない 溶けきれず底に溜まる 飲めずにシンクに捨てた 底に残るはちみつ