愛することさえも忘れてく 流れる紅い雨と ガラクタになってしまう 願いはもう 両腕の隙間から零れ落ちて腐る 此処は底? 耳鳴り止まぬ部屋には独りきり 心はひび割れて叫び続け 「悪い夢の続き」と言い聞かせても 眠れないまま朝を殺し涙も枯れた 羽は捥がれてゆく 下らないお伽話でも良い 躊躇い傷隠しても まだ癒えない 剥がれた夢 深い夜に まだ飛べない 愛したくて 霞んでゆく 明日に縋り 眩く散る 愛した日を 灰に変わる思い出だけが胸を 焦がし 重ねた掌が解けてゆく トラウマが犯してゆく現実と 残酷過ぎたあの日から救いは 消えた 羽は捥がれてゆく 下らないお伽話でも良い 躊躇い傷隠しても もう癒えない 奏でた夢 深い空に まだ飛べない 愛したくて 霞んでゆく 明日に縋り 眩く散る 愛した日と この歌を忘れないで Can’t reaching 全てが愛おしくて