朝の気配が ほほに触れて 手紙に染みた 紅茶の輪 白い窓辺の カーテンそよぎ 生温い風 そっと撫でる ごまかしのない 涙の種 忘れ去られて 溜まってく 届かない声 煙に溶けて 空がくすんだ ママの声は 雲の形 パパの笑みは 丘の陽射し 両手つないだ 帰り道 目を閉じれば 戻れるんだ 割れたコップの 音の向こう 柔い約束 まだ眠る 光の隙間 伸ばした手 どうか つかまえて つかまえて ただいまって 聴こえたら おかえりって 応えるよ “当たり前の奇跡”まで 耳を澄まして おるすばん ママの声は 雲の形 パパの笑みは 丘の陽射し 寂しさ放す 手のひらは 次の瞬間を 待ってる
