彩る景色 変わらないキミ 微かな残り香だけがそこに モノクロな空 変われないボク 目を伏せた 乾いたグラス 2人の写真 代わり映えのない部屋で独り 枯れ果てた声 零れる涙 さよならするにはまだ辛くて 静かに魔法が解けた 冷え切った殻捨て 届かない場所へ 確かに希望が失せた 燃え切った時はもう戻せない 寂れたテラス お気に入りの場所 変わり様もないただ1つの椅子 枯れ落ちた花 掠れる視界 思い馳せるにはまだ苦くて "逢いたい"の魔法をかけた 擦り切った言葉は 風に消えていく 僅かに希望を見せた あのひこうき雲に乗れば逢えるかな あぁ、キミの元へ 確かにこの胸のなか生き続ける 無邪気に微笑むキミを 静かに魔法が解けた 冷えきった世界は そっと彩やかに "逢いたい"の魔法がくれた 重なった想いは 忘れはしないよ どれだけ時間が過ぎて 季節が巡ろうとも愛し続けるよ