言葉には、嘘はつけない。 人が纏わせているだけだろう。 …だから本当を伝えたい時には、 素顔を隠したくはない。 止め処なく降り注いでは、 心を零して消え去っていく。 虚構という雨に打たれるまま、 何時だって立ち竦んでいた…独り。 ずっと抱えていた言葉を 解き放って、 欠けていた文章を歌い綴る。 …ただ一小節に込めてきた想いには ……偽りは無い。 どんな装丁を纏っても、 それは自分だけの物語。 出会いには、嘘をつけない。 人が人を知り、変われるなら。 …だから本当に運命を感じたなら …迷わずその手を握ろう。 雲間から射し込んできた、 光に照らされ歩き出した。 …変わりたいんだ。 誰の為でもなく、 心を表現していく為に。 きっと、一生を掛けたっていい。 この夢に掲げよう、 自分という旗を。 …たった一篇の小説が、 感動を生み出す様に。 メロディーという頁に綴る、 他の誰でもない物語。 …認めてくれたから、 此処に立っている。 そう、独りでは真実にも 価値なんて無いのだから。 …歌うことで込めていこう。 「おれ」という、言葉に意味を。 きっと、一生を掛けたっていい。 掲げよう、偽らない自分。 メロディーという頁に綴る、 友と重ねていく物語。