みずいろのひかりが ぼくを呼び覚ますから 花のように目を閉じて 風を待ってる風を待ってる 夕陽色の眼差しにゆさぶられ 流されてもうなんにも きこえなくなって風を視てる とうめいのさざなみが くりかえし世界を揺らし 記憶のすべてがとけて消える なないろの吐息で ぼくに囁いてくるから あたたかくてねむたくなって 無口になる 月が笑う星が歌う ひろがる宙こわいくらい きみといると ぼくはただのこどもになる 風と目があうぼくに話しかける こんにちははじめまして、 じゃないよね 駆け抜けるよその瞬間 暗闇がはじける 手をつないで見上げる ひかりのはな咲いてる ゆらゆらゆらゆらゆら