今までを繰り返す日々を 日常と呼んで過ごしてきた 小石が一つ欠けたとして 何も変わらない ♪ 意識をしてるわけじゃなくて 無邪気な世界が夢を見せる 数えきれない石の山と一人の私 いたずらな声に舌を出し いじわるな嘘をついて いたずらに時を過ごして いくじなしの声 堰を切った 誰もが消えてくこの世界でも 確かに揺らいだ自分の心を 誰でもいいからこの世界より 私の無意識を意識してよ ねえ ねえ 無限に見えるこの世界も 手の届く距離がすべてだから ほら 遠くへ投げた小石 見えなくなった 一人は自由なんかじゃなく 一人は寂しいだけで この世界に一人ぼっちで それでも私は生き続ける 全てが壊れたこの世界にも 記憶に残った不確かな日々 人との絆を紡いだ糸で 私は自分の瞳に針を通す 一人で ♪ 誰もいない世界の端っこで 怯えてたのは自分だった 恋し恋し 雨が降り 頬を濡らす 一人だけになりたくなくて 一人きりがただ嫌なだけ 意識と悟りに縫い付けられた 瞳の糸を解きたくて すべてを彩る慈愛の空も 打てば響く凛とした音も 愛したことを悟ることなく 全て無意識のうちに 愛されていた 今は 一人で 一人で 誰もが誰もが消えた世界で 私だけが私を見てる