午前4時 街は静まり 乾く心満たすなにか探すたび めくるページ 止まぬ耳鳴り 変わる時代と空模様写す鏡 サイドミラーに映る景色まだ 霧に包まれたまま 流れ行き 点と線と面とセット 外すセグメントごと 想定以上 冷静な判断も幼稚な衝動も 用意周に使い回し 方向感覚が 曖昧になっちゃった隙に甘い囁き 東の空にはグラデーション 共に捨てさるイミテーション 理由はいらない ただ愛されたい 素顔のままの自分で 嘘に嘘を重ねた大人のセオリー 振り払って今羽根を伸ばして 飛び方もまだ知らないままで 思い描いた楽園の方へ ただ羽ばたいてく 夕陽を纏って 二人の明日はただ平行線 気休めならば何も言わないで そっと触れたならば もっと踏み込めれば 交錯する思いはまた途切れる もう振り向かずにそっと瞳閉じて それぞれが今向かう未来へ 嘘に嘘を重ねた大人のセオリー 振り払って今羽根を伸ばして 飛び方もまだ知らないままで 思い描いた楽園の方へ ただ堕ちていくように 右手に花束やさしく口づけ 狂った世界で踊りましょうか 向かい風には飛ばされないで 未完成からフィナーレまで 時は刻まれてく だから止めないで