月夜の僕ら

歌詞

枯れてしまって 消えない恋を 僕は捨てられないまま 一人部屋で 書き連ねた 忘れてしまえたら 嘘になるから そんな言い訳並べた 窓開けて 君がいた日々を 空に映し出す 月夜が満ちて僕ら 恋をしていたんだ 瞬きはしないで 独りはもう散々なんだ 満ちてく月を見上げて 君は言う 「本当に綺麗だね。 このままがいいね」 季節が回る その隣で 笑う君はかわいくて 風の香り 空の高さ 僕の知らないことを 教えてくれたよね 君の中に住む 醜さが どんな姿をしても 綺麗と呼びたいよ 月夜が欠けても僕ら 恋をしていたんだ 変わっていく形さえも すべてが愛しく思えて 欠けてく月を見上げて 僕は言う 「本当に綺麗だね、 変わってしまっても」 醜い心に潜む怪物を 飼い慣らせるほど 大人になれなくて 脆い正義で戦えるほどに 正しくも強くもなれなくて 月が消えた夜に 君だけ落ちていく 瞬きしないままで 独りを選んで行くんだ 煌めく星を見下げて 君は 本当に綺麗だね、月が消えても 浮かぶ君を 今でも探してる 途方もなく暗い夜を 彷徨い続けているんだ 君との物語を書き終えたなら 会いに行くからさ 君という月に