道なき道をがむしゃらに 手さぐりで走ってきた 今まで 暗くて何も見えなかった 涙で何も見えなかった 何回となくころびよじれ流され 頭から爪先まで汚れきってしまった 一度だけ病院でにがい薬を飲まされ 毒牙にかかったかの様に ・・・・・・を射たれたかの様に 妙に素直になっちまい 気がついたら爪ははがされていた 頭の中はからっぽにされていた 一度だけ学生ですっぱい水を 飲まされ 赤痢にかかったかの様に 自由を得たかの様に ひどい高熱にうなされ 気がついたら吐きだすものは 何もなく 体はシワだらけにされていた
