Ahーー… その日は世界が 真っ白に包まれ 世の中の何もかもが 美しくなった気がした その日もいつものように 君はやってきた 全身を真っ白にして にっこりと微笑んでた 天使か精霊か 真っ白な木々の間で 僕の胸はときめいた 世界は二人だけのもののように 静かに包み込んで 手を取り合った 「君を大切にするよ」 いつまでも その日は世界が 真っ白に包まれ 私も今だけは 美しくなれた気がした その日もいつもの場所に あなたは佇んでた 白い吐息と共に 優しい眼差しを向け 凍える手のひら 包まれた温もりを 手放せなくなってしまった きっといつまでも変わらずに 二人で手を取り合い 笑い合い生きていく 「あなたの隣が好き」 そう思った Ahー 時よ止まれ Ahー 世界に二人だけなら Ahーーー… ここは二人だけの場所 誰にも知られずに 君と(あなたと)会える場所 どうか誰も見つけないで… 世界は二人だけのもののように 静かに包み込んで 白い世界の中 約束した 「何があっても」 ずっと一緒だよ