人目忍んだ道に疲れ果て 隠し通した夢から醒める 愛し合ってはいけないあなたを 宿の窓辺からそっと見送る もしも私が空に住んでいたら 悲しみを集めて 雨を降らせるわ 人は誰でもずぶ濡れになって いつかの青空を 思い出すでしょう 月に一度の逢瀬を重ねて 手に入れたものは偽名と孤独 あなたが襖を静かに締めてく そんな気遣いがため息になる もしも私が空に住んでいたら ふしあわせな人に そっと 陽を射すわ 頬の涙は触れられないけど 自分のその指で拭う日が来る 出逢ったこと 愛したこと そのすべては運命だと 信じているけど… もしも私が空に住んでいたら 悲しみを集めて 雨を降らせるわ 人は誰でもずぶ濡れになって いつかの青空を 思い出すでしょう ♪