たとえば今、此処で君を 失うとしたら 僕は生きる意味を すべて無くすだろう この涙は嘘じゃないから 愛と呼べる筈もない 君と過ごした時間よ 届かない、分かっている だけど待っていたいよ 君が笑顔なら遠くにいる 君が不幸なら近くにいる 君の優しさもその弱さも 雪のように包みたい かすかにまだ覚えている 残り香を探す あれは冬の眠り 白く淡い記憶 雪のようにはかなく溶けて 冷たい指暖めて 叱ったこと忘れない 美しいあの季節 二度と戻れないけど 君が望むなら背を向けよう もしもすがるならそばに居よう 与え続けても奪っていく それが愛と知ってても 君の好きな冬がまた訪れる 君が笑顔なら遠くにいる 君が不幸なら近くにいる 君の優しさもその弱さも 雪のように包みたい 僕はこの唄を歌うだろう 君のその胸に届くように 与え続けても奪っていく それが愛と知ってても それを愛と呼べるまで