現実を初めて知ったとき うんざりなんて言葉じゃ足りない 僕らは被害者であり加害者 それが当たり前な世の中 誰かの手のひらで転がされ 他人の目を気にしながら生きる この世界に生まれた運命を 変えることができない運命 人の傷みがわからない人は 匿名で乗っかり石を投げる 黒い画面に写ってる汚れは 綺麗にしておかないと 数え切れないほどの人形が 世界中にぶら下がっている 偽りの猫の仮面を被り 正直者に糸を垂らすのさ 人は私欲の塊だから 思うがままに人を操作する 友達のことさえ犠牲にして 自分を認めさせようとする 子どもにとって大人はお手本 人生の教科書みたいなもの そうでなきゃいけないはずなのに 大人の方が汚い世の中 他人を傷つけちゃダメだよ 優しい大人になるんだよ 否定しかしない奴には なっちゃダメだよ だけど素直で正直な人が 損する世界なんだよ 理不尽だよね おかしいよね そうやって子どもに教えるのが 大人の役割なはずだけど いつまでたっても大人になれない 子どもみたいな大人もいるんだ ちょっとしたメリットのために 誰かを糸で吊し上げる それは知らず知らずのうちに 人を傷つけているんだよ 数え切れないほどの人形が 世界中にぶら下がっている 偽りの猫の仮面を被り 正直者に糸を垂らすのさ 人は私欲の塊だから 思うがままに人を操作する 手強いほどに恐ろしくて 切ない生き物なんだ