東京の詩

歌詞

. 朝焼けビルの影 ガラス窓のむこう テレビ塔は重そうに よどんだ空をささえてる 丸められた新聞は 壊れたきのうの夢 電話のベルはしじまを破り でも僕はそれに飛びついていく ああ ふるさと東京 街の風の中 僕の心もゆれる あこがれは緑の野原 そして川のせせらぎ 安らぎと親切とが そこにはあるはずだから でも 足は動かない 体は根をはやしたように 都会の言葉がいっぱいつまった 頭が重すぎるんだね ああ ふるさと東京 街の風の中 僕の心もゆれる あの角を曲がればすぐに 僕の家がみえる ビルとビルとにはさまれて それでも僕の家がみえる もうみんなあきらめてるんだ いずれすべて 終わってしまう 自分で自分の首をしめて だから東京おまえも消えてしまえ ああ ふるさと東京 僕の心の中 街の風がゆれる