ヘッドライトのゴールドと テールランプのレッド 夜こころ解かれぬまま きみの眠るベットへ 胸の火薬に火がついてはかない いのち燃えて 地球が少しだけふたりの指で回る 星くずのシーツに素肌あわせて 眠りつくまで そっと愛のなかでだけ生きる短さを 忘れてゆくだろう きみがそばにいればいい 街を春が笑い飛ばす 派手なせりふで 吹き荒れる風にさらされ 歩いてゆくのさ 高い空に破れた夢舞う日も 会いにゆけば 世界が少しだけふたりの指で変わる 星くずのシーツに素肌あわせて 眠りつくまで だれも愛のなかでだけつめたい夜の 暗闇と静けさに震えるのだろう 愛のなかで 星くずのシーツに素肌あわせて 眠りつくまで きみと愛のなかでだけ生きる短さを 忘れてゆくだろう ほかになにが欲しいだろう