デビュー作「スゥパ・デュパ・フライ」、続くアルバム「ダ・リアル・ワールド」で全米のみだけでも100万枚以上のセールスを記録しプラチナ・アルバムを獲得、自身のアルバムと参加プロジェクトによってラッパー、シンガー、ソングライター、プロデューサー、そしてリミキサーとしての非凡な才能とキャラクターを世界の音楽界に焼き付けたミッシー・エリオット。
ソロ3作目にあたるニュー・アルバム「ミスE...ソー・アディクテイヴ」では、ジェイZ、イヴ、メソッド・マン、レッドマン、ダ・ブラット、リュダクリス、メンフィス・ブリーク、ジャニュワインら今日のヒップホップ界のトップ・アーティストがゲスト・アーティストとして参加、ファースト・プロモ・シングル“ゲット・ユア・フリーク・オン”は盟友ティンバランドのプロデュースによるクラブ・フロアばえするバウンシーなトラックで奇妙奇天烈なトラックに、イントロの「これから皆で。。。」という日本語が絶妙にマッチし、ここ日本でも話題を呼んだ。
昨年11月に発売された最新アルバム『アンダー・コンストラクション』は全世界で空前のヒットを記録。
“オールド・スクール"をテーマとしたこの作品は、ミッシーが「古き良き時代のヒップ・ホップを再現したかった」と発言している通り、拡大し過ぎた感のあるヒップ・ホップ・シーンに新鮮な衝撃を与えた。
RUN DMCの「Rock The Bells」を効果的に使用した1stシングル「ワーク・イット」は全米シングル・チャートで何と10週連続で2位というモンスター・ヒットに。日本でも「ゲッチュア・フリーク・オン」を越える過去最高のヒット・シングルとなった。
1月下旬にはシンガポールで行われたMTV VIDEO MUSIC AWARD ASIA出演の後、初のプロモーション来日を行い数多くのTV/ラジオ番組に出演した他、日本では初となる雑誌の表紙も飾った。2
月末の第45回グラミー賞では「最優秀女性ラップ・ソロ・パフォーマンス」を受賞し2年連続のグラミー・ウィナーに輝いた。
ファットボーイ・スリムが手掛けたリミックスも話題の2ndシングル「ゴシップ・フォークス」も全米シングル・チャートで最高8位(3/22付)を記録と快進撃は止まらない。
全米で170万枚突破、日本でも初の10万枚突破とミッシーにとって史上最大のヒットを記録した『アンダー・コンストラクション』はヒップ・ホップの長い歴史に名を残す名作となった。
2003年はファッション・ブランド「GAP」のキャンペーンであのマドンナと共演を果たし、MTV VIDEO MUSIC AWARD(USA)で最優秀ビデオを受賞、さらに年末には1年ぶりの最新アルバム『ディス・イズ・ノット・ア・テスト!』をリリース、と八面六臂の活躍。
2004年に入っても第46回グラミー賞で3年連続の「最優秀女性ラップ・ソロ・パフォーマンス」を受賞し前人未踏の記録を達成したほか、5月には初来日公演のため再来日。
圧倒的なステージ・パフォーマンスで観客の度肝を抜き、同時期に行われたMTV VIDEO MUSIC AWARD JAPANでは見事「年間最優秀ビデオ」を受賞と、全世界のビデオ・アワードを総なめにする快挙を達成。
さらに7月には彼女がプロデュースを手掛けるアディダスの新ライン「Respect M.E.」が全米発売(日本は11月発売予定)されるなど、休む間もなく活動を続けるミッシー。
今後も我々に衝撃を与えてくれることは間違いない。
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