これまでに18曲の全米No.1ヒット(Billboard Hot 100による)、2億枚以上のアルバム・セールス、グラミー賞をはじめ数々のアワードを受賞する、まさに現代最高の女性シンガー、マライア・キャリー。
1970年3月27日、ニューヨーク郊外のロング・アイランドでベネズエラ系の父とアイルランド系の母の間に生まれる。母親はシティ・オペラの舞台にも立っていたシンガーで、マライアも3才で歌手になる決心をしたという。マンハッタンでウェイトレスをしながら、デモテープ作りに励むなどプロの歌手を目指していたところ、ブレンダ・K・スターのコーラスとして注目を集める。1988年に彼女のデモテープを聴いた当時CBSレコード(現Sony Music Entertainment)社長のトミー・モトーラに見出され契約。その後1990年に“7オクターヴの歌姫“というキャッチフレーズでデビュー。「Vision of Love」、「Emotions」、「Hero」、「Fantasy」など次々に全米No.1ヒットを送りだした。なかでもボーイズIIメンとのデュエット曲「One Sweet Day」(1995年)は、全米チャート16週連続1位の史上最高記録を樹立した。また、日本では1994年の年末に「All I Want for Christmas Is You」(邦題:恋人たちのクリスマス)がロングセラーになっている。2002年から2014年はユニバーサル・ミュージック傘下のIsland/Def Jam Music Groupに在籍し、「We Belong Together」(全米チャート14週1位)、「Touch My Body」などのヒット曲を残している。
2015年、Sony Music EntertainmentのEpic Recordsと契約し、5月に新曲を含む新たなベスト・アルバム『#1 To Infinity』のリリースが発表される予定。2015年5月からはラスベガスで『#1’s』と題された長期公演が開催される。
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