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Papa Roach

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ジャコビー・シャディックス(Jacoby Shaddix) Vo ジェリー・ホートン(Jerry Horton) G トビン・エスペランス(Tobin Esperance) B トニー・パレルモ(Tony Palermo) Ds 「このアルバムは俺の人生のあらゆる繋がり(コネクション)についてなんだ」 パパ・ローチのフロントマン、Jacoby Shaddixは言う。 「それは俺達が集まった時に、このバンドと、音楽と、俺自身と、友人達と、俺達のファンとの間に感じることなんだ。俺達が繋がる時、俺達みんながもっと偉大なものに変わるんだよ」  この発言が、パパ・ローチの7作目にしてイレヴン・セヴン・ミュージックからの初のフル・レングス・スタジオ・アルバム、『ザ・コネクション』のタイトルに関する説明を助けてくれる。『ザ・コネクション』はこのハード・ロック・グループの代表的なサウンドーービッグなサビ、ラウドなギター、生々しい内省ーーを固めると同時に、音楽的に大きな飛躍を遂げている、非常にモダンなアルバムだ。  このカリフォルニア出身のバンド(Jacoby Shaddix, Jerry Horton, Tobin Esperance, Tony Palermo)にとって、新しい音楽の領域を開拓するのは何も珍しいことではない。彼らは2000年の『インフェスト』(ブレイクアウト・シングルの”Last Resort”収録)に始まり、2009年のトップ10アルバム『メタモフォーシズ』に至るまで、20年近くの間にゴールド、プラチナ、そしてダブル・プラチナム・アルバムをリリースしている。この間、”She Loves Me Not”、”Getting Away with Murder”、”Scars”、”…To Be Loved”、”Forever”、”Lifeline”、”Kick in the Teeth”等、多くのヒット曲も輩出した。 これらの曲の唯一の共通項は何か? 立ち止まること、そして安全な方法を取ることの拒絶だ。 「このバンドの歴史を振り返ると、俺達はものすごく変わったんだ」  ベーシストのTobinが言う。 「俺達は怒ったパンク・ロック・キッズから、妻がいて子供もいる家族を持つ大人の男達に成長した。一文無しから、ビッグなヒット曲、中毒との戦いまで経験した。俺達はそれを全部一緒に経験したんだ。そして今でも、俺達は変化してる。今でも進化を続けていて、歌詞も音楽も見出し続けてるんだ」  興味深いことに、『ザ・コネクション』は最初に思い描いていたものとはかけ離れた作品になった。 「アルバムのテーマは、俺が滅茶苦茶で、俺の人生を建て直そうとしてるってことだった」 と、Jacobyは説明する。 「最初は俺の人生に起こってるダークな事を全部書く気はなかったんだ。ポジティブで気持ちが高揚するようなものにしたかった。でも俺達のプロデューサー(James Michael)に、「お前の人生で起こってることを書け、崩壊中? それを書け」とか言われて、それでこのアルバムはすごくパーソナルでダークになったんだ」 「Jamesとの仕事は、本当に、本当にクールだった」 と、Jerryがつけ加える。 「彼は素晴らしいミュージシャンだし、俺達の作曲のやり方を理解してくれるだけじゃなくて、いつも俺達の由来と、俺達のサウンドに欠かせないものは何かが分かってるんだ」  騒々しい私的な問題に取り組むだけではなく、バンドは新しいことも試したかった。 「俺達は常に新しいサウンドから影響を受けてる」 と、Tobinが言う。 「何かエレクトロニックな要素を加えて、真にエキサイティングなことをやりたかった。自然な進歩なんだよ」 「Tobinはハード・エレクトロニック・ミュージックが大好きなんだ」 と、Jacobyが続ける。 「そして、このグループでは誰か一人がそれに情熱を持っていたら、残りのメンバーはそれに乗るんだ。おかげで、俺達をこのロック・ミュージックの4次元に投げ入れた作品になっていると思う。俺達の境界をより広く遠くへ押し進めてね」  サクラメントにある彼らのホーム・スタジオ、The Red House(彼らのファースト・フル・アルバムはここでレコーディングされた)で、プロデューサーのJames Michaelと共に数ヶ月に渡ってレコーディングされた『ザ・コネクション』は、バンドの獰猛なエネルギーを全く失わずに、強力なデジタルの要素を擁している。 「俺達は時間をかけてこのアルバムを作ることができた。そしてこのバンドのキャリアの進歩という点において、今作は俺達にとって大きな飛躍だと思う」 『ザ・コネクション』に収録されている曲は、高速で激しい”Where Did the Angeles Go”から、ムーディで内省的な”As Far As I Remember”、メロディック・オルタナ・ロックの”Breathe You In”、そしてこのグループのヒップホップをやった過去に少々同意しているかのような”Won’t Let Up”、John Feldmannがプロデュースしたファースト・シングルの”Still Swingin'”まで、様々だ。 「(”Still Swingin'”は)俺達が、このアルバムのために最後に作った曲だった」 Jacobyは言う。 「自分にとって一番大きな障害/山/ハードルを乗り越えることについての曲なんだ。その精神を封じ込めた、すごく熱烈な、”俺は今でも生きている”っていう感覚を伴った曲にしたかった。」そして俺達はこれを最初の曲にしたんだ。皆をよりダークな穴に導き入れる前に、このポジティヴなエネルギーの曲を入れたんだ」  争いの場を連想させる”Leader of the Broken Hearts”から、Jacobyの恋愛の苦しい崩壊を物語る”Walking Dead”まで、アルバムのテーマは辛いものであるにもかかわらず、決意の態度がアルバムを満たしている。 「この作品は、本当に、俺がこの痛みから抜け出して向こう側に行けるなら、誰にでも出来るっていうことについてなんだよ」 と、Jacobyは言う。  バンドはこれから、アルバムを今秋にリリースし、この夏のRocksrar Enersy Drink Uproar Festivalへの出演も含めて、大規模なツアーに出る予定だ。そしてツアーこそ、このアルバム・タイトルが示すように、彼らが実際に最大のコネクションを作っていると認識する場である。 「俺は、俺達が観客と共有してるものを愛してる」 と、Jacobyは言う。 「パパ・ローチは4人の人間がより大きなものを作るために集まったバンドで、俺達のファンはその一部になったんだ。それはどんどん大きくなっていて、そして世界中に広がってる。音楽が作る繋がりはーー本当に、魔法みたいだよ」 『ザ・コネクション』はアメリカはEleven Seven Musicより、日本はユニバーサル・ミュージックより2012年10月3日に発売される。
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