Carole King

1942年ニューヨーク生まれ。 1960年代には、作詞家で夫だったジェリー・ゴフィンとソングライターチームを組み、“ゴフィン＆キング”としてリトル・エヴァ　「ロコモーション」やシュレルズ　「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ？」、アレサ・フランクリン　「ナチュラル・ウーマン」などのヒット曲を次々に生み出す。この時代にゴフィンとキングが書いたナンバー１及びトップ１０ヒット曲は今では音楽界の伝説となっている。 ６０年代後半、新たに夫となったチャールズ・ラーキー、ギタリスト、ダニー・コーチマーと68年にシティというバンドを結成、同年に唯一のアルバム『夢語り』をリリース。 70年にはアルバム『ライター』でソロ・デビュー。 そして71年発表された『つづれおり』は世界的な大ヒットとなり、女性シンガーソングライターの第一人者としての名声を獲得する。 このアルバムは３０２週間も全米チャートにランクされ続け、グラミー賞で最優秀アルバム賞、最優秀女性ボーカル・パフォーマンス賞、ベスト・シングル賞、ベスト・ソング賞の4部門を受賞。売上は２５００万枚を超え、２５年間にわたり、女性アーティストのベストセラー・アルバム記録を維持した。 その後も次々に佳作を発表し続け、シンガー・ソングライターとして不動の地位を築く。 その間にも楽曲提供はもとより、キャロルをリスペクトする様々なジャンルのアーティストたちからカヴァーされている。 2002年には、ニュー・アルバム『ラヴ・メイクス・ザ・ワールド』はキャロルの２４枚目のソロアルバムであり、自身が新設したレーベル、ロッキンゲイル・レコーズからのリリース。 2004年にはLiving Room Tourと題してアット・ホームなコンサートをアメリカ各地で行い、さらに精力的な活動を続けている唯一無二の存在。