Faith Hill

1967年ミシシッピー州スター出身。１９９３年のデビュー以来、数々のヒット曲を飛ばし、リリースするアルバムはアメリカだけですべてダブル・ミリオン以上のセールスを記録。９９年４月にリリースされたアルバム『ラヴ・ウィル・オールウェイズ・ウィン』で、プロデューサーにデイヴィッド・フォスター等を迎え、世界へ進出する大きな足がかりを作り、日本でもアルバムからのシングル「ディス・キッス」が大ヒット、一気にフェイスの人気を高めた。９９年１１月にリリースされたニュー・アルバム『ブリーズ』は全米チャート初登場Ｎｏ．１を獲得。この作品は現在、全世界で７００万枚を超える大ヒット・アルバムとなっている。また、アルバムからのシングル「ブリーズ」は約半年に渡って全米シングル・チャートＴＯＰ５内にとどまる、という歴史的なロング・ヒットを記録。２０００年ビルボード年間チャートでＮｏ．１となり、昨年アメリカで最もヒットした曲と認定された。また２０００年アメリカ・ミュージック・シーンは「フェイス・ヒルの年」と形容されるほどの活躍ぶりで、第３４回スーパーボウルの開会式でのアメリカ国歌斉唱という大役を果たした他、グラミー賞、アカデミー賞の両方でパフォーマンスを披露。４月にはVH-1/ＤＩＶＡＳライブに出演し、８月からは、夫ティム・マッグロウとのダブル・ヘッドライナー・ツアー"Soul 2 Soul Tour" で全米アリーナ・ツアー全公演をソールド・アウトにした。この年を総括する各音楽賞の主要部門を独占、２００１年１月に発表されたアメリカン・ミュージック・アウォードでは、「フェイバリット女性アーティスト/ポップ・ロック部門」を初め、最多３部門を受賞したほか、続くグラミー賞でも３部門を受賞。名実ともに全米Ｎｏ．１の歌姫となったことを証明した。 フェイスの魅力はシンガーとしてのズバ抜けた才能だけではない。米ピープル誌が選ぶ、「世界で最も美しい５０人」のうちの１人に、95年、2000年、2001年の３度も選ばれるほどの、スーパーモデル並みの容姿と親しみやすいキャラクターで、年齢を問わず、国民的な人気を獲得。人気化粧品ブランド"COVERGIRL"そして"PEPSIコーラ"のモデルとしてＴＶＣＭや雑誌広告に登場しているほか、人気女性ファッション誌の表紙やグラビアを飾り、フェイスのファッションや生き方までもが全米女性の憧れの的になっている。 2001年5月に全米公開され、7月に日本でも公開、世界中でＮｏ．１をマークする大ヒットを記録した映画『パール・ハーバー』の主題歌「永遠（とわ）に愛されて ～パール・ハーバー愛のテーマ」を歌い、大ヒット。ここ日本はもちろんのこと、世界的な人気を確立している。