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今回は『春』をテーマに選曲いたしました。 ケフェレックが弾いているとても素敵な演奏を見つけたので、皆さまがよくご存知の曲から始めました(^^) また、パルムグレンは組曲『春』から2曲、シベリウスもこの季節に咲く花、アイリスとつりがね草の2曲を選びました。 ①サティの『Ju te veux』日本では『あなたが欲しい』等と訳されますね。元々は女性が歌うシャンソンとして作られましたが、ピアノ版も男声版もあります。あまりにも有名な、とても美しい流れのワルツですね♪ ②同じくサティの『ファンタジーワルツ』です。19歳頃の作品と言われています。軽やかな美しいワルツで、転調する中間部からテーマへの戻りの部分、ほんの一瞬の音の動きが私は超好きです(マニアックですみません 笑)(;^_^A ③パルムグレンの組曲『春』より『とんぼ』です。1分半と短いですが、とんぼが空を翔ぶ羽の動きを想像してみてください。終わり方があまりにも美しいです(^^) ④同じ組曲『春』より『舟歌』です。春の穏やかに晴れた日にゆらゆらと水面を進んで行くゴンドラの様子が、とても美しく表現されています。 ⑤セヴラック『休暇の日々から第1集』より『公園でのロンド』です。上品な雰囲気の和声進行を繰り返していく舞曲で、私自身セヴラックの作品ではこの曲集が1番好きです♪ ⑥と⑦シベリウス『花の組曲』より『アイリス(あやめ)』と『つりがね草』です。そのお花の色や形、可憐に咲いている姿を想像しながらお聴きいただけたらと思います(^^) ⑧ベートーヴェン『アンダンテ・ファヴォリ』です。「お気に入りのアンダンテ」という意味の題名からも、ベートーヴェン本人がこの曲を大変気に入っていたことがわかりますね(^^) この曲じつはかの有名なソナタ「ワルトシュタイン」の第2楽章として作曲されたのですが、ソナタ自体が長くなってしまうので、思い直して別の曲として発表したという経緯があります。変奏曲風の作りで確かに少し長いのですが、とても素朴で穏やかで美しい曲想です。春の夜にお聴きいただくのにちょうどいいかな~と感じこの曲を最後にいたしました。 2016/03
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