…まただ。
破壊と再生のときにあった、あの感覚。
ベッドの上で、
指一本…いや1ミリすら動かせない。
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自分の身体なのに、
自分の意志で動かせない。
キャパを超えたときだけ訪れる、
生命的な危機感。
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今回はそこまで行かなかったけど、
ギリだった。
声も出ず、起き上がれない。
「あ、これ限界の1〜2歩手前のやつだ」って、
自分の身体が教えてくる。
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原因は今日1日でエネルギーを使いすぎて、
自律神経がまた壊れたこと。
覚醒してからは体力なんて、
体感2ギガもない。
本当に情けないくらい
あっという間に、ぶっ倒れる。
熱すらこんなにしんどいなんて。
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トイレに行きたくても、
ハイハイしかできないという屈辱。
冷たいフローリングが膝をえぐってくる。
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やっと腕をくるくる椅子に乗せて
しがみつくけど、
そこからがまた動けない。
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椅子ごと引っ張ってもらって
移動するという、
シュールな光景にもう笑うしかない。
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ふざけてなんかないの。
「足を上げろ」と言われましてもですね、
どう頑張っても上がらないのよ、これが。
笑うしかない。
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まるで磁石みたいに
椅子から離れられず、そのまま転倒。
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どうやら今回は、
自律神経からの発熱だから、
一時的で今は落ち着いたけど、
こんなカオスな状態が、
覚醒してからずっと続いている。
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泣き叫んだり、発狂したり、
またあるときは、
椅子にしがみついたまま
引っ張ってもらって移動したり。
普通とは真逆の生活。
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今日はシュールだったからまだ笑えたけど、
常人なら、こんな生活続けば
一緒に居る方も、
もう既に気がおかしくなっているはず。
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だって、
文字通り、何もできなくなってしまったのに——
それでもわたしが生きていられるのは、
今、支えがあるから。
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