そもそも J T とダニーコーチマーは幼なじみ。J T にギターを教えたのがダニークーチで二人はフライングマシーンを結成。その後 J Tは一人立ち。
ダニーはミドルクラスというバンドにいたチャールズラーキーそして'70年の本格ソロデビュー前のキャロルキングと共にシティを結成し幻の名盤と呼ばれる “夢語り”を発表。そもそもキャロルキングはミドルクラスのレコードをプロデュースした縁でベースのチャールズラーキーとは夫婦の仲。
シティ解消後はボーカルとキーボードを加えてジョーママへと移行。キャロルキングのソロデビューアルバムや“つづれおり”は J T を加えてほぼジョーママのメンバーで固められている。
一方の J T のアルバム “Sweet Baby James” “ Mud Slide Slim” にもキャロルキング ダニークーチが勿論参加。
さらに“Will You Love Me Tomorrow ?”のコーラスに耳を傾ければジョニミッチェルの声も聴こえてくる(JTの“You've Got A Friend”のコーラスもジョニミッチェル)。
まさにこの時代 ローレルキャニオンに集まる彼らの有機的な絆によって編みあげられた壮大な “つづれおり” のような光景。
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