①『恋の魔法使い』(76年)……by レオ・セイヤー
♪
君の魔法で 僕は踊りたくなっちゃうのさ! ♪
レオ・セイヤー 全米1位・全英2位の 大ヒット・アルバム『エンドレス・フライト』から。
カーリー・サイモンの『うつろな愛』や
ニルソンの『ウィズアウト・ユー』の名プロデューサー リチャード・ペリーを迎え
『恋の魔法使い』『はるかなる想い』の2曲のシングルが、全米1位になりました。
この4枚目のアルバム『エンドレス・フライト』は イギリス人の《シンガーソングライター》のレオ・セイヤーが
「僕の原点である R&B と モータウン・サウンドに戻った アルバム」
との事。
レコーディングのメンバーが豪華
レイ・パーカーJr.
ラリー・カールトン
リー・リトナー
ジェフ・ポーカロ
スティーヴ・ガット
ジェームズ・ニュートン・ハワード 他いっぱい!
70年代を代表するアルバムですね。
②『追憶の甘い日々』(78年)……by リトル・リバー・バンド
リトル・リバー・バンドは 1975年にオーストラリアで結成された。
『追憶の甘い日々』は1978年 に発売された4枚目のアルバム『夢追い人』に収録。
このアルバム、ビルボード・チャートで 16位。
『追憶の甘い日々』は全米3位。
オーストラリアのバンドが、アメリカで成功する先駆けのひとりですね。
③『イフ』(71年)……by ブレッド
ブレッドの3枚目のアルバム『マナ ~ 神の糧 』に収録。
全米チャート4位。
この曲は 1994年 のフジテレビのドラマ『この愛に生きて』の挿入曲 として使用されてます。
その際、1972年 のヒット曲『ギター・マン』とカップリングで CD で再リリースされました。
④『99』(79年)……by トト
1976年 に売れっ子のスタジオ・ミュージシャンが集まって結成された TOTO 。
1979年 に発表された セカンド・アルバム『ハイドラ』に『 99 』は収録。
曲のモチーフは、ジョージ・ルーカス監督のデビュー作『 THX 1138 』
名前が数字になってしまった世界で、99番の女性を愛した男の歌です。
アルバムのファースト・シングルとして、ビルボード・Hot 100 で 26位。
⑤『サーフサイド・フリーウェイ』(79年)…… by ヴェイパー・トレイルズ
イギリスのスタジオ・ミュージシャンの三人組 ヴェイパー・トレイルズ。
別名 ヴィーティーズ。
メンバーは
ジョン・マクバニー ( g ,vo )
アンディ・ダルビイ ( g )
フィル・カーティス ( b )
1979年 のアルバム『ヴェイパー・トレイルズ』限りで解散してます。
プロデューサーはラリー・カールトン。
なんといっても この曲は『ベストヒットUSA 』のテーマ曲として知られてます。
LPジャケットが倒れ、小林克也 が喋り出すのが浮かびますね。
⑥『雨にぬれた朝』(71年)……by キャット・スティーヴンス
イギリスのシンガーソングライター、キャット・スティーブンス。
1972年 ビルボード全米チャート9位、アダルト・コンテンポラリー部門1位!
ゲール語民謡 賛美歌444番「世のはじめさながらに」として歌われている「Bunessan」
( 「バンエッサン」⇒町の名前 )
をベースに作られました。
冒頭から流れる 素敵なピアノは「イエス」のリック・ウェイクマン。
♪
歌う事を 讃えよう
夜明けを 讃えよう
御言葉から 新しく 湧きいづる ものを 讃えよう ♪
キャット・スティーブンスは、自らの信仰の追求の結果
1978年 に イスラム教に改宗し、ユスフ・イスラムという名前に変えました。
『雨にぬれた朝』は キリスト教徒時代の名曲ですね。
⑦『セクシー・アイズ』(80年)……by Dr.フック
1967年、ニュージャージー州で「Dr.フック」は結成されました。
当時は「Dr.フック & ザ・メディスン・ショウ」というバンド名。
1975年 から「Dr.フック」に。
バンド名の由来は、リーダーのレイ・ソーヤーが 自動車事故で右目を失明し、『ピーターパン』のフック船長の様な アイパッチを付けていた為。
バンドはカントリー・ロックっぽいカラーでしたが、1978年 の7枚目のアルバム『悲しみの向う側』からメロウな路線に。
『セクシー・アイズ』は 1979年 の8枚目のアルバム『愛はいつも涙』より。
最初はなかなかヒットと いかなかったけど、最終的には 全米5位に。
♪
セクシーな瞳
フロアに揺れる姿が 僕に誘いかける
セクシーな瞳
セクシーな瞳
君と一緒に 楽しみたいよ
君と一緒に 踊ってみたいよ
セクシーな瞳 ♪
片目のオヤジが歌っている と思うと、後ろから ひっぱたきなりますね。
⑧『淑女の想い』(77年)……by マイケル・フランクス
マイケル・フランクスはカリフォルニア州出身のシンガーソングライター。
『淑女の想い』は、1975年 にデビューしたマイケル・フランクスの 1977年のセカンド・アルバム『スリーピング・ジプシー』から。
アルバムには チョ~有名な『アントニオの歌』を収録。
参加アーティストは
ジョー・サンプル (ピアノ)
ラリー・カールトン (ギター)
マイケル・ブレッカー (テナーサックス)
ウィルトン・フェルダー (ベース)
ジョン・グエリン (ドラムス)
レイ・アルマンド (パーカッション)
マイケル・フランクスのウィスパーボイス、素敵ですよね。
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