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今となっては 様々な問題があって 劇場上映が出来ない...とか、 権利の関係で 又は、現在の社会通念上 DVD等のソフト化は無理!...とか ご近所の《国》が ヤバい……とか 映画の表現も《完全な自由》ではありません。 さぁ、そんな映画たちを 元気に 弔っていきまっしょい😄 ①『思春の森』(76年)……《全て不可!》 ピエル・ジュゼッペ・ムルジェ が自作の短編を、監督・脚本で映画化した問題作! 夏休みを家族と共に別荘で過ごすラウラ (ララ・ウェンデル) の楽しみは 、地元の少年ファブリツィオ (マルティン・レーブ )と遊ぶ事。 恋心を持つ ラウラは、ついに《最後の一線》も超えてしまう。 しかし、そんなラウラにも不満を持つ ファブリツィオは、 別の別荘に住む 金髪の少女 シルヴィア ( エヴァ・イオネスコ ) を仲間に引き込み、 ラウラを奴隷の様に扱い、放尿させたり ファブリツィオとシルヴィアのS○○を見せつけたりする…… しかし、シルヴィアが帰る日、帰したくないファブリツィオは、ある行動に出る…… 3人は、危険で許されない道へ 引きずり込まれていく…… ラウラ役のララ・ウェンデルは、1965年3月29日生まれ ファブリツィオ役のマルティン・レーブは、1959年3月11日 生まれ シルヴィア役のエヴァ・イオネスコは 1965年7月18日生まれ 映画が 77年 公開だから、撮影が 76年とすると、彼、彼女の年齢は ララ と エヴァ は、約 11歳。😵 マルティンは、約 17歳。😵 ……お分かりいただけただろうか…… とんでもない若さの子達に、エロシーンを演じさせてしまったのだ…… Wikipedia だと撮影時 12歳や14歳 と書いてあるが、二人の公式の生年月日だと 11歳になってしまう。 ララもエヴァも 生年月日を誤魔化しているのを願うだけだ…… 公開当時から局部や胸の露出が問題になり、ヨーロッパ各地で上映禁止になり また、上映されてもカットの長い 短いがあり、様々な上映時間、編集の Ver. 違いが存在する。 日本では東宝東和の配給で上映され、2001年には修正版 DVD が発売されるが、ソク回収 😁 でしょうね。 持ってりゃお宝。 今後、上映も放送も販売も おそらく全て不可! 海外版も、販売出来ない...でしょう。 ちなみに、 幼い頃から 写真家の母 イリナ・イオネスコのモデルでヌードになっていた エヴァ・イオネスコは 2012年 損害賠償と子供の頃のヌード写真の返却を求め、母相手に裁判を起こし、勝訴してます。 ②『ザ・インタビュー』(14年) 日本未公開……《北の将軍様の取り巻きのクレーム & 国内の忖度次第》 セス・ローゲンと《悪ふざけ》が分かる友達達によるブラック・コメディ。 内容がヤバい…… もちろん 未見 Wikipedia の内容によると、 トーク番組の司会者 デヴィッド ( ジェームズ・フランコ ) と アーロン ( セス・ローゲン ) は、《北の若将軍様》のインタビューを許されるが、 CIA から暗殺も依頼される…… ヤバいのは、暗殺が成功しちゃうらしい事。 こりゃ、世の中が 変わらないと 上映はダメだな。 本国アメリカでも 配給のソニーピクチャーズにサイバー攻撃があり、また、上映劇場に脅迫が…… なんとか2014年12月25日から全米331館で 限定公開。 全米で 610万5175$ 世界で1130万5175$ の興行成績なりました。 ちなみに製作費は 4400万$ ⤵ こういう挑戦、挑発、…嫌いじゃないぜ! ③『ミュータント・フリークス』(93年)……《奇形ネタだからダメじゃん! ……と思ったら 2018年12月 スカパーで放送 😆》……スカパー...観れん ⤵ 『ビルとテッドの大冒険』(89年) 、『ビルとテッドの地獄旅行』(91年) のシリーズ 3作目として、20世紀FOX の出資を受けて製作。 ところが…… ニューヨークとロサンゼルスでひっそりと公開された後、封印された幻の映画。 何故か…… YouTube でのみ 鑑賞。内容はこうらしい…… 子役出身の《チャラ男》俳優 ( アレックス・ウィンター ) が、企業宣伝の仕事の途中に入った見世物小屋で、拉致された… そこは人間を改造し、見世物小屋に出す《変態》興行師 ( ランディ・クエイド ) がいた! 特殊メイクは《スクリーミング・マッド・ジョージ》!( 日本人ですよ!) ゲストスターに ブルック・シールズ ……『エンドレス・ラブ』 ミスターT……『ロッキー Ⅲ』 ウィリアム・サドラー……『ダイ・ハード2』 そして ノンクレジットながら、フリークスのリーダー各の《犬男》で、 キアヌ・リーブス! 興行会社を 売れ線の映画の撮影として誤魔化し、悪ふざけの様な 映画を撮る……という確信犯😁 日本ではファンタスティック映画祭,93 で上映後、松竹富士の配給で一般公開を予定してたが、 20世紀FOX より 回収の指示で一般公開を止め、以後 VHS にも DVD にもならず 今日に至ってます。 しかし、このプレイリストをダラダラと作っていた所、2018年12月にスカパーのチャンネル内で放送との事 😵 いよいよ、日本でも Blu-ray化だな! (2019年7月26日、マグザムよりBlu-ray発売!) でもね、期待し過ぎはダメよ! まず、YouTube で1回観てから 御判断を。 ④『ジョン・ラーベ ~南京のシンドラー~』(09年)…… 《イベント上映は 既にあり。一般公開は『不屈の男 アンブロークン』(14年) 上映したくらいだから、やる気になれば上映・放送 可能》 監督 フロリアン・ガレンベルガーのドイツ・フランス・中国の合作映画。 しかし、第二次大戦のヨーロッパを考えると ドイツとフランスが手を組む不思議。 第二次大戦の割り振りも 単純ではなく、中国に於いては、アメリカ・イギリス同様 ドイツも蒋介石の国民党に軍事的、財政的に 支援していた。 国民党軍の武器の70%が ドイツ製だったとの事。 映画は、ジョン・ラーベを《中国大陸》における オスカー・シンドラーの様に、人道的な見地に立ち 人々を救う……らしい。 ドイツ人俳優以外にも、スティーブ・ブシェミ (『レザボア・ドッグス』) や 日本からも、香川照之、杉本哲太、柄本明、井浦新 など出演。 ま、ちょっと観たいね。 儲けさせたくはないけど 😆 ⑤『スウィートホーム』(89年)……《やる気になれば上映もソフト化も……》 1989年1月21日に公開された、 プロデューサー&出演 伊丹十三 監督 黒沢清 出演 ……宮本信子、古舘伊知郎、山城新伍、「REBECCA」のNOKKO など。 古い洋館を舞台にした、子殺しの母の怨念が渦巻く モンスター・ホラー👻。 今や世界的な《カルトな巨匠》黒沢清だが、85年の監督作『ドレミファ娘の血は騒ぐ』では オクラ入の危機に晒されるが、 なんとか撮り直し含め 公開。 その映画に出演していた 伊丹十三 と親交を深め、伊丹十三チーム 初のホラー映画『スウィート・ホーム』の監督に抜擢。 特殊メイクには『ゴッドファーザー』『エクソシスト』の《神様》ディック・スミスが参戦。 また、特殊衣装製作に《人形師》の辻村ジュサブロー。 口出してくる 伊丹十三に ウンザリしながらも、なんとか完成。 力の入ったホラー映画だったが、興行的に奮わず…… その後ソフト化する際の 監督への追加報酬の割合と テレビ放送の際の 黒沢清監督に黙って、伊丹十三が編集した事で、黒沢清は いろんな人に相談の上《訴訟》に持ち込む。 が、黒沢清サイドの敗訴 ⤵ 以後、封印されてしまったが、案外 簡単に封印が解かれそうな気がする。 作品に問題はないからね。 ただ、今の観客の目の評価は I don't know 。 ⑥『ミシマ : ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』(85年) 日本未公開 ……《とっくに『憂国』も出たことだし、上映に反対していた三島由紀夫の奥様もお亡くなりになった事ですし、この辺で解禁……って事で😊》 製作総指揮にフランシス・フォード・コッポラ!、ジョージ・ルーカス!😵 監督は脚本家……『タクシードライバー』(76年) 『ザ・ヤクザ』(74年) の日本通 ポール・シュレイダー。 主演は 三島由紀夫役に 緒形拳 沢田研二、三上博史、佐藤浩市、坂東八十助 他オールスター・キャスト。 英語ナレーションに『恐怖の報酬』(77年) の ロイ・シャイダー。 三島由紀夫の小説『金閣寺』『鏡子の家』『豊饒の海』の第二巻『奔馬 (ほんば)』 の三つの小説の映像化と、三島由紀夫自決の 1970年11月25日 のドラマを絡めた構成。 第1回東京国際映画祭で『 MISHIMA --11月25日・快晴 』で公開する予定が、 右翼の抗議 & 三島由紀夫 未亡人 瑤子さんの 三島由紀夫の同性愛描写にクレームをつけ 映画祭でも一般公開でも上映出来ず。 が、しかし その後も三島由紀夫の主人公の映画も作られてるし、 海外版 VHS 、海外版 DVD、海外版 Blu-ray は、そんなに難しくなく手に入る。 ま、観る人の判断に 任せましょうよ。😌 ⑦『ホワッツ・アップ,タイガー・リリー ?』(66年) ……《ま、『国際秘密警察 鍵の鍵』のBlu-ray化の際に、映像特典として……》 元ネタは 1965年の『国際秘密警察』シリーズ第4作『鍵の鍵』 監督 谷口千吉『銀嶺の果て』(47年) 主演は《芸能界の射撃王》三橋達也。 『007』の影響を受けた 和製ジェームズ・ボンドの北見次郎 が、国際的な悪の組織と戦う! これを、まだ一般的には無名だったウディ・アレンが シリーズ3作目の『火薬の樽』(64年)と『鍵の鍵』を合体させ『どうしたんだい、タイガー・リリー』(66年)として公開。 ウディ・アレンのデビュー作になった。 三橋達也の《北見次郎》は、《フィル・モスコウィッツ》と名を変え 《スキ・ヤキ》と《テリ・ヤキ》と《世界最高のエッグサラダのレシピ》を奪い合う! 映像はそのまんま、吹き替えでコメディ映画にしてしまった。 海外では、普通に販売。 東宝さん、なんとか映像特典で、よろしくお願いします🙏 ⑧『RAMPO』(94年)……《松竹 クビ時の意地がなぁ~》 もともと NHKエンタープライズの黛りんたろう と脚本家の野沢尚 そして プロデューサーの奥山和由が 「江戸川乱歩」 の中編のオムニバス作品を作って 低料金で上映しようとしたのが 始まり。 奥山プロデューサーは『外科室』(92年) で 50分 1000円 上映を経験済み。 ところが 完成した映画は 中編のはずが 90分を超え、売りだったハイビジョンが見せ場に生かされていない事で、 奥山和由プロデューサーは 追加撮影をする事になる。 内容だけじゃなく、映画の中に サブリミナル効果を入れ、 匂いを出す映画として、劇場内に フレグランスをぶち込んだ! (ジョン・ウォーターズの『ポリエステル』だな ) 当然、黛りんたろう監督と大モメ! 結局 黛りんたろう Ver. と 奥山和由 Ver. の2パターンで上映される事になりました。 ( 黛 Ver. は 単館上映だったような……) 『オール・オブ・ミー』は、奥山 Ver. で使用されました。 劇中では、低迷期の阿部寛が 女装して『オール・オブ・ミー』を歌ってました。 ※ もうひとつ、海外プレミア上映用に『インターナショナル Ver.』が存在する。 チャリティー・プレミアには、ロバート・デ・ニーロも呼んだような記憶が…… 冒頭に短編アニメーションを長めに、ナレーションは『ゴースト/ニューヨークの幻』(90年) の脚本家 ブルース・ジョエル・ルービンが 務めました。 この。Ver. で素晴らしいのは、千住明の音楽。 もし、BOOK・OFF で見かけたら、購入をおすすめします。
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