水面に月を浮かべた河よ
淀みなく澄んだ水を湛え
岸辺は遥か遠く
この身を瀬に浮かべ
いつかあの輝く岸へと渡ろう
おまえの後ろ姿を追うように
お互い夢をかたちにしながら
時には傷つけることもあった
おまえが行く所なら
何処までもついていくよ
二人はまるで同じ船に乗った漂流者のように
いろんな世界を目にしてきた
数えきれないくらい様々なものを
最後にはまた
あの同じ虹のたもとで落ち合おう
一緒に見たあの同じ虹のたもとで
ガキの頃からの付き合いみたいに気のおけなかった
我が親愛なる
我が親愛なる友よ
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