ボブディランのカバー曲はそれこそ星の数ほど存在するし 彼ほどカバーされまくったアーティストは他にはないだろう。しかもジャンルレスで。
そもそも “風に吹かれて” もPP&Mが取り上げて有名になったというし バーズによる “ミスタータンブリンマン” はフォークロックの先駆けとなった。
そしてそのどれもがそれぞれの解釈色付けによって独自の魅力を持つ曲として再生している。つまりボブディランの曲には普遍性があるのだ。
今後も ボブディランがこの世を去った後でもさらに無数のカバー曲が生産されていくだろう。そしてそれこそが ホメロスやサッフォーに連なる偉大なる詩人としてノーベル文学賞を授与された1つの理由なのだろう。
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