華やかなグループが沢山踊る中でも、
ひときわ目立つあの人軽やかなステップに憧れて。
早く一緒に踊りたくて、こっそり練習したの。
彼自慢のキメキメのリーゼントに似合うように、
髪を伸ばしてポニーテールを結えるようになった。
赤いリップのメイクも習った。
彼は18歳。私は14歳。。
背伸びする私に、『お前はかわいい妹だよ』
そう言って…せっかく内巻きに整えた私の前髪をくしゃりと握られ。
恥ずかしいと同時に腹もたったが。
それ以上に何故か心臓が高鳴った。
あれは恋だったのか。愛だったのか?
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