AWA
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説明文

Riff of Axeman 。娼窟だらけの神殿都市。カオスをその迷宮に取り込み、その様はキルトの織柄のよう。でも、その赤は男女を問わず、あらゆる人の穴という穴にこじ入れられた欲望故に流れ出た血肉であり、金色は神聖という名の偶像崇拝である。多くの信者だった者はその貢ぎ物のために地に落ち、自らをよそ者に貢ぎ、神の救いを待っている。神殿の回廊の石柱、大通りに名前の刻まれている者達はHoly Nameを授けられ、決して陥落することの無い黄金色の神殿に続く赤い橋にかかる霧の向こうに住んでいる。ところで、AXEMANは生きている。昼は地下壕に降りて地下の神殿に夜に得た首の数々をトロフィーにして飾り、夜は雄牛の兜を被りその神殿にふさわしい首を探して、その選ばれた人間を街中に引き摺り回してその首をぶった切るのである。その神殿は今の神殿が建てられる前にそこにあったと言われる。それを知らずに新しい神は降り立ったとも。もしくは、最初に降りた地下神殿の神は地上に農耕を教えて豊穣の神となった。新たな神はその父親で、妬みから子の土地を全て地下に落とし、その上に自分の神殿を打ち建てて、物という物に自分の名前を刻み、貢ぎ者として世界に広めさせた、とも言われる。しかし、すぐにそれに飽きて天に帰っていった。遺された地下神殿とその子の古神は斧を持ち、首を落とし、神殿に飾り、その首達に古の詠唱を歌わさせ、それを地下に満たすために再び闇より出で首を狩る。または、別の伝説としては、その詠唱は父神への呪いであり、それが止むとき地上の神殿が落ち、首達は兵となり天界になだれ込む、とか。いずれにしても、今日も誰かが連れ去られたのは間違い無く、むしろ、人はそのことにすら無関心に生きているのである。何せ、親が子を売り、子が親を鞭打つ世界であるからして…。ね。
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