乗ってけブラコン シリーズで、オールドスクールを集める「築45年」第4弾!
歌なしのインストゥルメンタルの特集です。
《ハレ》のサウンドで、気分がいい曲が多いと思います 😄
①『タンジェリン』by サルソウル・オーケストラ(75年)……ニューヨークの「Salsoul Records」のハウスバンドとして、ヴィンス・モンタナ(ビブラフォン)を中心に結成。
Salsoul Records のジョー、ケン、スタンリーのキャリー兄弟を紹介されたヴィンスは、フルオーケストラのディスコ・アルバムを提案。
そこで3曲をレコーディング。
キャリー兄弟はその出来を気に入りフル アルバムを制作を決断。
シングル第1弾として⑦『サルソウル・ハッスル』(75年)をリリースしました。
ディスコ・チャートで1位!ソウル・チャートでも最高44位、ポップ・チャート 76位を記録しました。
サルソウル・レコードは、他の会社がプロモーション用に制作していた、12inc盤を初めて一般発売した会社で、『サルソウル・ハッスル』もその仕様で発売されました。
聴けばわかりますが、『TSOP (The Sound Of Philadelphia)』=『ソウル・トレインのテーマ』ですね。
①の『タンジェリン』(75年)は、ジミー・ドーシーの1942年のヒットナンバーのカバー曲。
(AWAにも配信されているので、聴き比べてみて下さい。)
ディスコ・チャートで1位、ソウル・チャートで36位、ポップ・チャートで18位の、サルソウル・オーケストラ最大のヒット曲!
②『続・ハッスル』by ヴァン・マッコイ(75年)……
全米1位、全世界でレコード売り上げ1000万枚の大ヒット曲『The Hustle』のバージョン違いの様な感じ。そこが狙いですね。
75年の3枚目のオリジナル・アルバム『The Disco Kid』の中の1曲。
③『愛のテーマ』by バリー・ホワイトとラブ・アンリミテッド・オーケストラ(73年)……
少年院で聴いたエルビス・プレスリーに影響を受け、音楽の道に進んだバリー・ホワイトのバックコーラスを務めていた、3人組の女性ユニット ラブ・アンリミテッド。
40人編成のオーケストラを従えた、彼女達のセカンド・アルバムからのシングルカット。
1974年のビルボード・チャートで1位!アダルト・コンテンポラリー・チャートでも2週連続1位!
1974年のビルボード年間チャートでも3位の大ヒット!
日本では、香港のキャセイパシフィック航空のCM曲で有名。知ってりゃ そこそこ年寄り 😅
同じく、バリー・ホワイトとラブ・アンリミテッド・オーケストラで⑥『白銀のテーマ』(76年)……『愛のテーマ』が大ヒットしたので、デサントと協賛して邦題をこの曲名にしました。
Summer 言うてるやん!白銀って...🤣
④『トランプス・ディスコのテーマ』by トランプス(75年)……
『なるほど・ザ・ワールド』のテーマ曲!デビューアルバム『トランプス』より。
サルソウルオーケストラのヴィンス・モンタナと同じく、フィラデルフィアのスタジオ・ミュージシャンの集団MFSB出身のアール・ヤング(ドラムス)を中心にトランプスを結成。
1977年に映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の挿入曲『ディスコ・インフェルノ』が全米ディスコ・チャートで1位の大ヒット!
⑤『ウォーク・マン』by カッソ(82年)……
『サスペリア』『ゾンビ』などホラー映画のサウンドトラックでお馴染みの《ゴブリン》のクラウディオ・シモネッティのディスコ・バンド。
なんか、「シャカタク」みたいですね。
⑧『スプリング・レイン』by シルベッティ……
スペインで活躍したピアニストで作曲家、べブ・シルベッティのヒット曲...と、いうより日本では、電気グルーヴの『Shangri-la』のサンプリング元ネタとして有名。
軽やかなで流麗なメロディが、心地よくさせてくれますね 😊
ちなみに、シルベッティ 2003年の7月5日に、59歳でお亡くなりになりましたが、その前日 バリー・ホワイトが58歳でお亡くなりになってます。
素晴らしいメロディメーカーが、続けざまに召されたのは、寂しいですね 😥
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