ブラックスプロイテーション・ムービー シリーズ vol'4!
①『黒帯ドラゴン』(74年)……もう、どう褒めても陳腐な言葉にしか聞こえない位、名作中の名作『燃えよドラゴン』のスタッフによって作られた映画。
『燃えよドラゴン』にも出演してた主演のジム・ケリーは、まさしく当時の黒人達の《アイコン》。彼によって、黒人のヒーローはカンフー使いのイメージは作られた…と、言っても過言ではない。
『燃えよドラゴン』撮影時にブルース・リーから
「ジム、
( 僕が中国人のイメージそのものに なっているように )
キミも全ての黒人のイメージを担うスターになれる。」
と、言われてます。
いい話ダナー 🤣
②『スーパー・フライ TNT』(73年)……未公開
前作 主演のロン・オニールが監督した『スーパー・フライ』シリーズ第2弾!
『スーパー・フライ』は、タランティーノもお手本にしたであろう、クライム・アクションの傑作。私も好き。
本作は、ローマに逃げた、コカイン・ディーラーの《プリースト》が、フランス植民地下のアフリカの小国の為に、一肌脱ぐ...
評判が悪いので、逆に観たい。
③『シドニー・ポワチエ/ 一発大逆転』(75年)……
シドニー・ポワチエ が自ら監督・主演、共演にビル・コスビーのコンビ三部作の二作目。
黒人二人組の『スティング』タイプのアクション・コメディ。
邦題は、『シドニー・ポワチエの一発大逆転』と名前が冠されたのが不思議。当時、シドニー・ポワチエの看板は、集客に結び付いたのか…
ちなみに、ビル・コスビーは性暴行疑惑で、2018年 アカデミー会員から追放に……《Me Too》⤵︎
④『ゴードンの戦い』(74年)……
ベトナム帰りのゴードン ( ポール・ウィンフィールド )が、地元の麻薬組織を壊滅する!
ポール・ウィンフィールドは『サウンダー』(72年)で、アカデミー賞にノミネートされた名優。監督は、俳優で活動家のオシー・デイビス。
⑤『ウィリー・ダイナマイト』(74年)……未公開
ウィリー・ダイナマイト( ロスコー・オーマン )は、ピンプ (女衒みたいなもんか...) のNO.1になる為に、ニューヨークで勝負に出る!
観てないけど、評価が高い映画。
⑥『愛しのクローディン』(74年)……
ダイアン・キャロル、ジェームズ・アール・ジョーンズ 主演。
6人の子供を持つ中年女性の新たなる恋……
大人のドラマだね。
⑦『黒いジャガー シャフト旋風』(72年)……
監督ゴードン・パークス、主演 リチャード・ラウンドトゥリー
『黒いジャガー』シリーズ第2弾!
私はシリーズで、これが一番好き。正直、他の二作はつまらん。
⑧『ファイナル・カムダウン』(72年)……未公開
『黒帯ドラゴン』の脚本家 オスカー・ウィリアムス監督作。
主演は、『スターウォーズ 帝国の逆襲』ランド・カルリジアン役のビリー・ディ・ウィリアムス。
(日本人女性とも結婚してた事もあるんだって 😵)
音楽にブルーノートのグラント・グリーンがフューチャー。
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