AWA
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説明文

人混みを掻き分け、頭を掻き分けて、君が待つ老舗の喫茶店へ。 注文を待つ間の時間がとてつもなく落ち着かない。 両手を組み親指の爪の間に入った垢を真っ赤な絨毯の下に落とす。 夕べからずっと、テンションが下がる曲をかけ高ぶる想いを圧しながら今日を待ったのだが、耳の中が異常に痒い。 右耳から外したイヤホンを鼻に押し当て脂汗の匂いを確認し生きている事を確認し、注文したコーヒーを飲みながら再び音を垂れ流した。
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