乗せた客の数だけ筋書きを持つ「疾走る人生劇場 - TAXI - 」
< 前作からの続き>
"奇妙なラジオ"にしばし癒やされながら客の待つ街へとハンドルを握り車を走らせると、ほどなくして濃い霧に呑み込まれてしまった。
少々恐怖を感じながら通り抜けたその先には…
古い街並み、型の古いイエローキャブや行き交う人々の身なり。そう、全てが "奇妙なラジオ" とリンクしている。
どうやらタイムスリップをしたかパラレルワールドに迷い込んでしまったようだ…
様々なブラックミュージックやオールディーズに街の人は笑顔でリズムを刻み、歌い、揺れる。
アメリカ音楽の原点が全てここに凝縮されてる気がした。
民族の奏でる音が時代を重ね歌声となり、音楽となって人々の人生を彩っている、そんな実感まで抱かせてくれる。
包み込むような優しさと活気に満ち溢れたこの街に癒やされてふと気付いた。何とも居心地が良い。
社長に「おいおい」って言われそうだが…笑
ま、しばらくこの世界に身を委ねてみようか♪
𝑭𝒊𝒏☆•*¨*•.♬
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前回と今回はいつものシリーズとは違う、ちょっとしたストーリー仕立てで公開しました。
長々と最後までお付き合いありがとうございました😊
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2023.11
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