無人駅の線路と見れば、降りて 写真を撮って、インスタにあげたくなる事 ありませんか?
そんな 50 代に捧げる《触発される音楽たち》第9弾!です。
アップと 4K はキツくなりましたが、武道館の三階から見れば 全然いけるキューティ★マミー 達の特集です。
いかに 大人たちは、少女をプロデュースしたのか?どんな雰囲気の曲を、彼女たちに歌わせたかったのか?……
①② 『ラブ・ミー・テンダー』(82年) & 『恋はくせもの』(81年)
『恋はくせもの』は、1956年のフランキー・ライモン & ザ・ティーン・エイジャーズ の大ヒット曲のカバー・バージョン。
ダイアナ・ロスだけじゃなく、フォー・シーズンズ、ザ・ビーチ・ボーイズ等 多くのアーティストにカバーされてます。
対する 松本伊代は、『センチメンタル・ジャーニー』に続く、2枚目のシングル。
作曲 筒美京平、 編曲 鷲巣詩郎 の最強コンビ。
グルーヴ感は似てるけど、充分 対抗してます😁
③④ 『ダンスのリズムを変えて』(82年) & 『愛のメッセージ』(81年)
再び 松本伊代が挑む、ダイアナ・ロス の壁。
伊代ちゃんのは、82年の2枚目のアルバム『サムシング I ・ Y ・ O 』内の曲。
ダイアナ・ロスのは、『インスタント・リプレイ』(78年)の大ヒットや、ジェームズ・ブラウンの『リビング・イン・アメリカ』(85年)のソング・ライターで知られる ダン・ハートマンの提供曲。
京平!Hey! は、この時期は、日本の若者に ダイアナ・ロスを紹介していたんですね。
⑤⑥ 『アンサーソングは哀愁』(82年) & 『カサブランカ』(82年)
『アンサーソングは哀愁』は、早見優 3枚目のシングル。作詞 阿久悠、作曲 馬飼野康二、編曲 萩田光雄。
京平!Hey!じゃ無かったのね。
でも好きな曲でした。3曲目にバラードは定番ですね。
バーティ・ヒギンズの82年のアルバム『 カサブランカ ( Just Another Day in Paradise )』の日本版の曲のタイトルは、映画の題名にしてある為、当初 私 企画アルバムとカン違い。...後に日本独自だったと知りました。
ヒロミ Go !のカバー・バージョンの『哀愁のカサブランカ』は、大ヒットしましたね。
⑦⑧ 『クラッシュ』(85年) & 『マニアック』(83年)
『クラッシュ』は、早見優 15枚目のシングル。
作詞 松本一起、作曲 岩里未央 ( 岩里祐穂と三浦一年とのユニット名 )、編曲 新川博 。
マイケル・センベロの『マニアック』は、ジェニファー・ビールス主演、エイドリアン・ライン監督の『フラッシュ・ダンス』(83年) の挿入曲。
映画の中でも印象的に使われ、映画を彩る代表曲として 大ヒットしました。
1983年の年間ビルボード洋楽ヒットチャート9位!
70年代中頃から、スティーヴィー・ワンダー、マイケル・ジャクソン 等のスタジオ・ミュージシャンだったマイケル・センベロは
1980年のスラッシャー・ムービー 、ウィリアム・ラスティグ 監督、製作総指揮&主演は ジョー・スピネル の『マニアック』を気に入り、そのイメージで曲を作りました。
その曲をジョルジオ・モロダーが気に入り、ホラータッチの歌詞を変えさせ、現在の形になりました。
運は、どこに転がってるか わかりませんね。
で、今なんじゃないかな…
今……何じゃないかな?……
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