季節は巡る…
幾度となく、永遠と続いてゆく。
何度も繰り返される自然の摂理に、人は一喜一憂する。
この桜の蕾が膨らむと…
春の訪れを間近だと感じ喜ぶ。
樹の枝に、数輪の花を見つけると…
ようやく訪れた春に、ふと笑みが溢れる。
日に日に様相が変化する華の拡がりに…
壮大な満開時を想像し、宴の始まりを期待する。
ひらり…
ひらり…
ひらりと散り始める花びらの舞いを眺めながら…
ゆく春を惜しむ。
新緑の季節の到来をまた想像する。
その先の夏を待ちわびる。
桜吹雪の中を歩く…
少し肌寒さを感じながら、舞い落ちる花びらに…
あなたへの思いを馳せる。
ひらり…
ひらり…
いつも…
「音楽と共にあらんことを…」
from「 oshiri ' s bar 」master
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