第一夜。僕は希死念慮がある一方、頭の中で、それはそれで認めるけど、それをするだけの勇気はあるのかい?と問いかけてくる声もする。まるでコントの天使と悪魔。但し、止める方が天使とは限らないのが悲しいところ。仮に天使としよう、奴は有りとあらゆる拷問のイメージを送り付け死に至るまでのこの激痛や苦しみに耐えられるなら、それを認めようと言う。最近はメッセージだけが送り付けられるだけだ。僕の希死念慮は強迫的なものではない、調子が悪いときに出てくる。だから、天使である加藤優という奴に誰か言って欲しい、もう焼かれたり、切り落とされたり、埋められたり、くり貫かれたり、裂かれたりするメッセージは送らないでほしい。だって、その度に僕は両手で顔を覆って「あーっ」って目を背けることも出来ず、その場にうずくまっているのだから。
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