芸能一家に生まれた、根っからの映画人。
主役から名脇役、映画監督までこなす才人!
また、子供に安全で本物志向のおもちゃを届けたいと、おもちゃ ・ 絵本の販売店《グランパパ》を設立、次世代に優しい目線を持ち続けたグランパパ。
國の未来を憂い、警鐘を鳴らし続けた 偉大な導き人。
むー がお送りします 涙のバイプレイヤーズ シリーズ 第7弾!
2018年8月4日に78歳でお亡くなりになった、《名優》津川雅彦の特集です。
① 『後妻業の女』(16年)……
黒川博行の『後妻業』が原作。監督は鶴橋康夫。
金持ちと結婚し、殺して財産を奪う《後妻業の女》大竹しのぶ の、9番目の夫を好演。
渡辺淳一 作品で鍛えた《艶》を存分に発揮します。
ま、殺されますが…😅
② 『舞妓はレディ』(14年)……
『Shall we ダンス?』(96年)の周防正行 監督作品。
今や『君の名は。』(16年) で、大ブレイクの上白石萌音のデビュー作。
相変わらず 周防監督、先見の明がある。
津川雅彦 氏は、馴染みの客で出演。
観てないけど、なんか目に浮かぶ 😄
艶やかなジジイを演じてるんだろうなぁ~
過去の《遊び》が、ちゃんと芸の肥やしになってます。
③ 『プライド 運命の瞬間』(98年)……
1948年12月23日、A級戦犯として処刑された、東條英機 第40代内閣総理大臣の孤独な闘いを描く問題作。
主役として《人間》東條英機を描いた為、マスメディアからの批判や、《いわゆる》他国からの批判があったようだが、見事 完成。
『プライド~』を、実は観てないのですが、
他国で『ジョン・ラーベ ~南京のシンドラー~』(09年)や
『フラワーズ・オブ・ウォー』(11年)
とかあるように、いろんな映画があって良いと思ってます。
あえて《問題視》される映画を作って、新たな思考の提案をした 伊藤俊也 監督及びスタッフ・キャストに、敬意を表します。 <(_ _)>
④ 『マルサの女』(87年) & ⑤ 『マルサの女2』(88年)……
国税局査察部 勤務の板倉亮子 ( 宮本信子 ) を中心に、脱税者との闘いを描く、伊丹十三 監督のシリーズ全2作。
津川雅彦 氏の役は、板倉亮子の上司 花村 役で、第11回日本アカデミー賞助演男優賞 受賞。
伊丹十三 監督との一連の作品は、津川雅彦の新たな魅力を生み出し、正に 名コンビになりました。
しかし、ゴールディ・ホーン主演でハリウッド・リメイクされると噂された『タックス・ウーマン』は、どこ行った~!
⑥ 『あげまん』(90年)……
伊丹十三 監督作品。「あげまん」が流行語に。
男に《ツキ》を呼ぶ女 ナヨコ ( 宮本信子 )と、男たちの物語。
津川雅彦 氏 は、銀行の支店長 鈴木主水。
伊丹十三 監督の着眼点は、素晴らしいですね。
⑦ 『旭山動物園物語 ペンギンが空を飛ぶ』(09年)……
マキノ雅彦 名義で、『寝ずの番』(06年)『次郎長三国志』(08年) に続く、映画監督 第3弾。
廃園寸前から、行動展示の動物園に転じた事で、日本第3位の入園者数になり話題になった。旭川市旭山動物園を舞台にした映画。
西田敏行、柄本明、岸部一徳、前田愛、そして 兄の長門裕之 が出演。
⑧ 『相棒』(テレビ朝日)……
杉下右京 ( 水谷豊 ) が活躍するTVシリーズ『相棒』で、法務大臣 瀬戸内米蔵 を演じました。( 途中から、元法務大臣になりました 😅 )
登場回のどれもが深みのある内容で、『相棒』の代表作になってます。
season 7 のスタートを飾った『還流』も素晴らしかったですね。
今までありがとうございました <(_ _)>
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