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The Beatles配信開始を記念して、多くのアーティスト・著名人がThe Beatlesの思い入れのある8曲とインタビューを公開していく「My Beatles」PROJECT。 今回は、冨田ラボさんに「My Beatles」を選んでいただきました。 ■今回のプレイリストの中で、特に思い入れのある曲は何ですか? 「Martha My Dear」ですかね。 初めて(自発的に)ピアノを弾きたい!と思ったのが「Lady Madonna」、次がこの曲です。耳でコピーしてその通りに弾けたときのカタルシスは、音楽を作る前段階として申し分なかったと思います。 「Martha My Dear」をいま聴き直してみると、楽曲はもちろん、アレンジも素晴らしい。フレージング、和声、管弦楽器、リズム・チェンジ、全体のフォームと、すべてが洗練されています。ポールとジョージ・マーティンの傑作ですね。 ■プレイリストを作成した中で、こだわった点はありますか? ”いま聴いて良い”と思う曲の中でバランスをとりました。「We Can Work It Out」なんてチャカ・カーンのVer.の方が馴染みがあるくらいなのですが、聴き直してみるとなんとも丁度良いのでオープナーに。ポールとジョン(& ジョージ)のバランスなどは考えませんでしたが、結果的に丁度良くなったかな。メロウとサイケの両翼をうまく並べられた気がします。並びも悪くないのでは! ■The Beatlesに対する思いや思い出はありますか? 習っていたピアノもやめ、中学入学からの1年弱は人生でもっとも音楽から離れていた時期になります--バスケットやってました。そこからなぜ音楽に戻った のか--という、わりと重要なはずのきっかけをどうしても思い出せません。でも、音楽復帰第一弾がビートルズの米盤レコード・セットだったことは鮮明に覚えてるんですよね--親にねだって手に入れました。1年くらいはそのセットばかり聴いていたんじゃないかな。そこから冒頭のコピーして弾く、という行為に結びつくわけです。 優れた作家が複数いるバンド、しかもプロデューサーも優秀だった--なんてことは大人になるまで知りませんでしたが、そんなビートルズを集中して聴いた時期があって本当に良かったと思っています。
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