リヨ（クウチュウ戦） "My Beatles"

The Beatles配信開始を記念して、多くのアーティスト・著名人がThe Beatlesの思い入れのある8曲とインタビューを公開していく「My Beatles」PROJECT。 今回は、リヨ（クウチュウ戦）さんに「My Beatles」を選んでいただきました。 ■今回のプレイリストの中で、特に思い入れのある曲は何ですか？ 　誰もが知ってる名曲だからいまさら俺が取り上げる必要はないのかもしれないけど、「Let It Be」は外せなかった。魂の在り方について歌っているんだと思う。心よ、あるがままに。 ■プレイリストを作成した中で、こだわった点はありますか？ 　俺と同じかそれより若い世代って、The Beatlesは「1(ワン)」(チャート1位になったビートルズソングを集めたベスト盤)しか聴いてない人が多いと思う。「1」はとてもキャッチーな曲ばかりだから、The Beatles入門編としてはバッチリなんだけど、俺みたいな人間からしたらこれだけじゃちょっと物足りない。今回は改めてThe Beatlesはキャッチーだけど、とてもサイケなバンドだって事を伝えるためにこういう選曲にしました。しかし、こうやって見返すと好きな曲を並べただけになってますね笑。 ■The Beatlesに対する思いや思い出はありますか？ 　高校の時、初めて組んだバンドがThe Beatlesのコピバンだった。俺がジョンのパートでアーサーっていうファニーな友達がポールのパートだったんだけど、アーサーはめちゃくちゃ音痴でベースもろくに弾けず、おれんちに集まって練習している時に母親から「アーサーの歌は聴くに耐えない。うちではもう練習しないでくれ」と言われた。特訓してもアーサーの音痴は治らず、文化祭ライブ本番の時、俺はステージ場でひたすらアーサーを睨みつけた。アーサーとはかれこれもう10年以上会っていない。これをきっかけに連絡をとってみようかな。