"鳴かぬ蛍が身を焦がす" ~Piano Ballads~

静かな歌声とピアノによるメロディーの組み合わせが特徴のプレイリストです。 POPS寄りのピアノバラードのみで、クセの少ないナチュラルな洋楽を選曲しました。 蛍は、切なさや儚さを比喩する言葉として源氏物語や和歌を始めとして度々登場します。 源氏物語での蛍の扱われ方からしても、日本人はこの頃すでに直接的な感情表現が苦手だったのかもしれません。 直接表現を避け、心が燃えていることを隠すのが、上手でヘタな日本人には、このプレイリストのように余白が多く、色んな感じ方ができる音楽も響きやすい気がします。 蛍のように、鳴かずに身を焦がす。 そんな静かな音楽も、たまにはいかがでしょう。