感性が鋭く、引きが強い展開、ドラマ内の隠し味の妙、賛否両論の《異才》堤幸彦 監督。
《SPEC》シリーズの最初は
1999年1月、TBS「金曜ドラマ」
②③『ケイゾク』……
主演は、中谷美紀 ( 柴田純 )、渡部篤郎 ( 真山徹 )主演。
「犯人 わかっちゃったんですけど~」が決めゼリフの1話完結のミステリーもんを横軸に
縦軸として、渡部篤郎扮する 真山と、因縁深い《謎の殺人犯》朝倉との対決は、ミステリーの枠を超え、スーパーナチュラルな展開をみせた。
このドラマ、放送当時 観る予定に入れてたんだけど、新聞の第1話の《テレビ試写室》みたいなコラムで、あまり良い評価では無かった為 、控えたところ 評判が高まり、再放送にて観賞。
すっかり ハマりました 😅
続編を期待してたところ、同じ世界観を持つ作品が2010年に登場!
④⑧『 SPEC ~ 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』
今度のバディは、戸田恵梨香 ( 当麻紗綾 )、加瀬亮 ( 瀬文焚流 )。
『ケイゾク』は途中までは、比較的 普通のミステリードラマだったが、『SPEC』では、最初から特殊能力を持つ人間の犯罪を描き、
縦軸として《SPEC》ホルダーの組織とそれに対抗する《公安零課》の争いと、当麻の姉弟の話、瀬文の警視庁SIT時代の後悔 などがある。
今回の決めゼリフは、
当麻の犯人を見つけた時の
「いただきました」
餃子を喰った時の
「たかまるぅ~!」
瀬文の「デカ魂!なめんな!」
『ケイゾク』にも出てくる、野々村光太郎 ( 竜雷太 )の
「心臓が息の根を止めるまで、真実に向かって ひた走れ!それが刑事だ!」
……など。
ドラマ版を『起』とし、
スペシャルドラマの『翔』
映画版の『天』
⑤⑦『結』と続き 完結します。
( スペシャルドラマとして、前日譚の『零』がある。)
⑥の『ヤメゴク ~ヤクザやめて頂きます~』(15年)は、直接『SPEC』シリーズとは関係ないが、監督は堤幸彦だし、警察署内に『ケイゾク』や『SPEC』と関連するようなキーワードが出てくるので、広義の意味で『SPEC』ユニバースの作品といえますね。
主演は、大島優子、北村一輝。
そして、2018年 待望の最新作は①
『 SICK'S 恕乃抄 ( じょのしょう ) ~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~』
主演は、木村文乃 (御厨静流)、松田翔太(高座宏世)
SPECホルダーと公安との戦いを、濃ゆいキャラで埋めつくしたドラマなんでしょう。
インターネット配信ドラマ。毎日1~2分 配信され、1ヶ月で完結だってさ。……う~ん...
どうなんすかね…インターネットドラマ、観れひんし...
『SICK'S』も三部作として考えられているそうです。
野々村光太郎こと竜雷太も出~るよ😄
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