日本はバブル絶頂期の1987年に向って猛進してた。
このままどこまでも昇っていけるわけがないと
極小数の経済学者は指摘していたらしい
けれどそんな声は一般市民に届くわけもなく
街はどんどん華やかになり
大人も若者も踊り狂ってた。
それを寮に一台しかないテレビで
クラブの仲間たちと眺め
車の中古車情報誌を眺め
卒業したら
俺は絶対にこの車を買うんだ!なんて
そんなことを馬鹿みたいに言いあってた
あいつらは望んだ車を手に入れられたのだろうか?
そうだな なんとか間に合ったのかもしれない
一瞬でも夢を見られ
一瞬でもそれを味わえた
そんな僕らの世代はわりと幸せなのかもしれない。
前だけ向いて進んできたつもりだけれど
最近は時々 そんな頃の様を思い出す。
現在はあの頃に思い描いてた未来とは
かなりかけ離れた世界になっていて…
もちろんそれなりに
楽しい毎日はおくっているけれど
やっぱりどこか淋しい気もしちゃうよねw 🤠🎸
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