緑色 私の好きな緑色。
ジプシーの月の下で
物みな娘を見つめているが、
娘には それらを見ることができない。
……フェデリーコ・ガルシア・ロルカ
①『ウィグル・ワグル』(69年)……
ハービー・ハンコックアルバム 『 ファット・アルバート・ロトゥンダ』より。
ブルーノートからワーナー・ブラザーズに移籍しての第1弾。
テレビ番組のサウンドトラックとして、制作されました。
テイ・トウワをプロデュースに迎えた、立花ハジメの『 Bambi 』(91年) は、この『ウィグル・ワグル』のギターのリフをサンプリングして、カッコよく仕上げてます。
また スズキの自動車 スペーシア・カスタムのCM曲として、一般の方にも聞き覚えがありますね。
②『ナイス・ショット』(80年)……
1980年に、シングル盤のみリリースしました。
この曲は、ブラバスのオーデコロンのCM曲で、草刈正雄と渡辺貞夫が共演しました。
1987年のベスト盤『 SADAO WATANABE 』にアルバム収録。
③『ナイツ・オブ・ファンタジー』(79年)……
ブラジル出身のエウミール・デオダートが、1979年にニューヨークで録音したアルバム『ナイツ・オブ・ファンタジー』の表題曲。
CTI レーベルから、MCA を経てワーナー・ブラザーズに移籍 第1弾。
1973年からデオダート名義で活躍。
JAZZアレンジの『ツァラトゥストラはかく語りき』がカッチョイイ仕上がりで 大ヒット!
④『スペルバウンド』(89年)……
クルセイダーズのピアニスト、ジョー・サンプル。
クルセイダーズ在籍中のソロアルバム『虹の楽園』(78年)の『メロディーズ・オブ・ラヴ』は永遠の名曲。
『スペルバウンド』はMCA レーベルを離れ、ワーナーへの移籍 第1弾...って、何回も書いてるな 😅
アルバム・プロデュースは、ジョージ・ベンソンの『ブリージン』(76年)を手掛けた 名プロデューサーのトミー・リピューマ。
ゲストボーカルは、アル・ジャロウ と、マイケル・フランクスとTAKE 6。
⑤『レインボウ』(79年)……
スタッフ 3作目のアルバムにして、オリジナル・メンバーでの最後の作品『スタッフ・イット』から。
プロデュースは、「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100 人のギタリスト」2003年版で 36位 の、スティーヴ・クロッパー。
⑥『ビー・マイン』(81年)……
80年に『クリスタルな恋人たち』を大ヒットさせた『ワインライト』の次のアルバム『カム・モーニング』に収録。
ボーカルは、グラディ・ティト。
⑦『ジス・ワンズ・フォー・ユー』(77年)……
ヴァン・マッコイ プロデュースのスタッフ 2作目のアルバム『モア・スタッフ』より。
この曲は、アルバムの1曲目。
《世界最高のドラマー》スティーブ・ガッドのドラムスティックのカウントから始まります。
リチャード・ティーのピアノも素敵ですね。
⑧『ムーンライト・ダンシング』(85年)……
アール・クルーの85年のアルバム『ソーダ・ファウンテン・シャッフル』から。
アール・クルーは、ムーンライトと言いながら、朝の爽やかを感じますね。
一日の 過ごし方に迷ったら、この曲を聴くと
「何はなくとも、ブラっと出かけてみるか…」
って いう気になります 😄
…もっと見る