狂ったような蝉
一週間の饗宴は
乾いた屍となり
海の翳りは 物悲しい波
寄せる現実 返す戯れ言
足の裏で知るは
真実のみか
君は知るや
この世の仕組みを
君は知るや
創造主の企てを
未来と今 そして過去
この全てが交わる瞬間
晩夏の夜空は 深い紫
雲間から覗くは
天の からくり
君は知るや
あの震えるほどの感動を
君は知るや
真理とは いかなるものか
朽ちていく蝉
何ひとつとて 常に非ず
何ひとつとて 今あるのみ
とあるお別れがあった頃。
今となっては どうでもいいこと。
アホくさ〜。2018 夏。
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