一組のアーティストにフォーカスした『〇〇のうた -8組の音楽家による8の解釈について-』シリーズ第4弾!
今回は《モーニング娘。》の特集です。
本来は、色々なアーティストが、独自の解釈で曲を《料理》するカバー作品集なのですが
モーニング娘。の場合、どうも《企画もの》が中心になってしまい、
本来の《テーマ》とは違ってしまいますが、やっぱり「モーニング娘。」が好き😘
という事で、どうか御理解願いたいです。
①『恋愛レボリューション21』
2000年12月13日発売
モーニング娘。11枚目のシングル。
初代リーダー中澤裕子がモーニング娘。として参加したラストシングル!
シルク・ドゥ・ソレイユの『サルティンバンコ2000』のテーマソング。
オリコンの集計で、98.6万枚。公称セールスは、113万枚で《ミリオンセラー》となっています。
カバーは、4 in Love(台湾) - 中国語タイトル『戀愛革命』として
2001年7月19日発売のアルバム『誰怕誰』に収録されました。
この曲を聴くと《FUJIWARA》のフジモンが、見事に踊りきるのを思い出します。
②『I WISH』
2000年9月6日発売
モーニング娘。の10枚目のシングル。
TBS『シドニー五輪』テーマソングであり、レポーターとして参加した番組で使用されました。
2020年10月24日、犬山たまきが配信限定アルバム『IMAGINATION vol.3』の中でカバー。
2020年12月23日にはCDが限定販売されました。
③『ここにいるぜぇ!』
2002年10月30日発売
モーニング娘。の16枚目のシングル。
ゴマキ卒業後、12人になったモーニング娘。
つんく は、
「サウンド的にも彼女たちの秘めたるエネルギーをそのままダイレクトに伝えるべく、
めちゃくちゃロック、
スカコアなもので表現しました。
生バンドと打ち込みサウンドを駆使して、
ただ勢いだけではない洗練されたきめ細かいサウンドです。
CDのジャケットも実際にトランポリンに乗って飛び上がってはじけている瞬間をカメラに収めました。
どの笑顔もめちゃくちゃ楽しそうで、どの写真をジャケットに載せようか!ってすっごい悩みましたよ!
パフォーマンスの表現もエネルギッシュになりますよ!
ぜひ楽しみにしていてください。」
と、この曲について語ってます。
④『LOVEマシーン』
1999年9月9日発売
モーニング娘。の7枚目のシングル
グループ初のミリオンセラー達成シングルであり、
(売り上げ枚数 164万7,401枚)
オリコンカラオケチャートでは当時の新記録である17週連続1位を記録。
現在に至るまでモーニング娘。として最大売上のシングルである。
前作『ふるさと』が14万1,436枚 と不振だった為、
メンバーを2人増員して9人にする予定でオーディションを行ったところ、
追加メンバーオーディションの合格者が「1人だけレベルが違いすぎる」との理由で後藤真希1人になった為、8人のモーニング娘。で歌うこととなったとの事。
モーニング娘。の名前を《全国区》にした代表的なナンバーですね。
元々シャ乱Qの没曲で、その際の仮タイトルは『まんじゅう娘』
サビで「おっぱい」と連呼するというダサイ曲であったためメンバーに猛反対され、お蔵入りとなりました。
つんく は、「アーティストの嫌うダサイ曲こそ売れる」と語っています。
⑤『モーニングコーヒー』
1998年1月28日発売
モーニング娘。のメジャーデビューシングル
オリジナルメンバーの5人で出された唯一のCD。
(中澤裕子/石黒彩/飯田圭織/安倍なつみ/福田明日香)
モーニング娘。が結成されたのは、
テレビ東京「ASAYAN」内の「シャ乱Q女性ロックボーカリストオーディション」がきっかけでした。
しかし、つんくが審査員を努めていたこのオーディションに、
5人とも、最終選考に残ったものの落選しています。
その後、番組の企画として
「インディーズ曲の『愛の種』を手売りで5日間で5万枚売り切ったらメジャーデビューさせる」
というセカンドチャンスが与えられ、
それまではオーディションでライバル同士だった彼女たちは、
急きょ結成された寄せ集めのグループにも関わらず
チームとして協力しあい、見事この目標を達成したのです。
そして、つんくのプロデュースでデビューし、
現在も続くモーニング娘。の歴史の第一歩を踏み出しました。
⑥『抱いてHOLD ON ME!』
1998年9月9日発売
モーニング娘。の3枚目のシングル
モーニング娘。として初のオリコンシングルチャート1位の曲。
オリコンカラオケチャートでは8週連続1位を記録。
本作で『第49回NHK紅白歌合戦』初出場を果たしました。
作詞・作曲を担当したつんく♂はこの曲について「完璧に作れた」と話しています。
日本テレビの『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』で、当時の男性レギュラー全員による「モーニング息子。」で、コントにしてましたね。(笑)
⑦『ハッピーサマーウェディング』
2000年5月17日発売
モーニング娘。の9枚目のシングル
4期生(石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依)初参加シングル。
また、2期生の市井紗耶香が最後に参加したシングル。
(プッチモニの市井紗耶香は、この曲が最後かぁ~)
この曲辺りから、ファミリー層に訴える雰囲気が出てきましたね。
⑧『恋のダンスサイト』
2000年1月26日発売
モーニング娘。の8枚目のシングル。
『LOVEマシーン』に続く、 123万6,037枚 を売り上げた大ヒットナンバー。
アラビアンな曲調ですね。
この曲の振り付けを担当したのは、《吉本印天然素材》のダンス振り付けをしていた夏まゆみ。
この曲の振り付けのテーマは「アフリカ武道」
振り付けの中に正拳突きのような動きがあります。
この曲のハイライトは、矢口真里の決めゼリフ
『セクシービーム』
矢口、クローゼット!サイコー!
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